五色百人一首
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易
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難
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百人一首 Ver.11 (100枚表示)
春過ぎて 夏来にけらし 白たへの,はるすぎて なつきにけらし しろたへの,ころもほす てふあまの かくやま,持統天皇,黄01,2,E17,403,はるす ぎて,ころもほ すてふ, 天の原 ふりさけ見れば 春日なる,あまのはら ふりさけみれば かすがなる,みかさのや まにいてし つきかも,安倍仲麿,黄02,7,E06,910,あまの はら,みか さのやまに, これやこの 行くも帰るも 別れては,これやこの ゆくもかへるも わかれては,しるもしら ぬもあふさ かのせき,蝉丸,黄03,10,B16,612,これ やこの,しる もしらぬも, 住の江の 岸による浪 よるさへや,すみのえの きしによるなみ よるさへや,ゆめのかよ ひちひとめ よくらむ,藤原敏行朝臣,黄04,18,A02,102,す みのえの,ゆめ のかよひち, 山がはに 風のかけたる しがらみは,やまがわに かぜのかけたる しがらみは,なかれもあ へぬもみち なりけり,春道列樹,黄05,32,D16,407,やまが わに,なかれ もあへぬ, 久かたの 光のどけき 春の日に,ひさかたの ひかりのどけき はるのひに,しつこころ なくはなの ちるらむ,紀友則,黄06,33,A18,307,ひさ かたの,しつ こころなく, しら露に 風の吹きしく 秋の野は,しらつゆに かぜのふきしく あきののは,つらぬきと めぬたまそ ちりける,文屋朝康,黄07,37,A10,206,しらつゆに,つ らぬきとめぬ, あさぢふの をのの篠原 忍ぶれど,あさぢふの をののしのはら しのぶれど,あまりてな とかひとの こひしき,参議等,黄08,39,E08,905,あさじ うの,あまり てなとか, 由良のとを 渡る舟人 かぢをたえ,ゆらのとを わたるふなびと かぢをたえ,ゆくへもし らぬこひの みちかな,曽禰好忠,黄09,46,A13,210,ゆら のとを,ゆく へもしらぬ, 八重葎 しげれる宿の 淋しきに,やへむぐら しげれるやどの さびしきに,ひとこそみ えねあきは きにけり,恵慶法師,黄10,47,D13,405,やえ むぐら,ひとこそみ えね, 滝の音は たえて久しく なりぬれど,たきのおとは たえてひさしく なりぬれど,なこそなか れてなほき こえけれ,大納言公任,黄11,55,B07,602,たき のおとは,なこ そなかれて, 大江山 いく野の道の 遠ければ,おほへやま いくののみちの とほければ,またふみも みすあまの はしたて,小式部内侍,黄12,60,C12,701,おおえ やま,また ふみもみす,----【7】七枚札(おわ) 淡路島 かよふ千鳥の なく声に,あはぢしま かよふちどりの なくこえに,いくよねさ めぬすまの せきもり,源兼昌,黄13,78,E11,915,あわじ しま,いく よねさめぬ, 秋風に たなびく雲の 絶え間より,あきかぜに たなびくくもの たえまより,もれいつる つきのかけ のさやけさ,左京大夫顕輔,黄14,79,E05,902,あきか ぜに,もれ いつるつきの, ほととぎす 鳴きつる方を ながむれば,ほととぎす なきつるかたを ながむれば,たたありあ けのつきそ のこれる,後徳大寺左大臣,黄15,81,C03,106,ほ ととぎす,たた ありあけの, 村雨の 露もまだひぬ まきの葉に,むらさめの つゆもまだひぬ まきのはに,きりたちの ほるあきの ゆふくれ,寂蓮法師,黄16,87,A01,101,む らさめの,き りたちのほる,-----一枚札(むすめふさほせ) み吉野の 山の秋風 さよふけて,みよしのの やまのあきかぜ さよふけて,ふるさとさ むくころも うつなり,参議雅経,黄17,94,B12,505,みよ しのの,ふる さとさむく, 花さそふ 嵐の庭の 雪ならで,はなさそう あらしのにはの ゆきならで,ふりゆくも のはわかみ なりけり,入道前太政大臣,黄18,96,E20,401,はなさそう,ふり ゆくものは,----- 【4】四枚札(はやよか) 夜もすがら 物思ふころは 明けやらで,よもすがら ものおもふころは あけやらで,ねやのひま さへつれな かりけり,俊恵法師,黄19,85,D18,411,よも すがら,ね やのひまさへ, 玉の緒よ たえなばたえね ながらへば,たまのをよ たえなばたえね ながらへば,しのふるこ とのよわり もそする,式子内親王,黄20,89,B05,605,たま のおよ,しの ふることの, あしびきの 山鳥の尾の しだり尾の,あしびきの やまどりのおの しだりおの,なかなかし よをひとり かもねむ,柿本人麻呂,青01,3,E02,908,あし びきの,なかな かしよを, 有明の つれなく見えし 別れより,ありあけの つれなくみえし わかれより,あかつきは かりうきも のはなし,壬生忠岑,青02,30,E09,913,ありあ けの,あか つきはかり, 嵐吹く 三室の山の もみぢばは,あらしふく みむろのやまの もみじばは,たつたのか はのにしき なりけり,能因法師,青03,69,E13,912,あらし ふく,たつ たのかはの, 奥山に 紅葉ふみわけ 鳴く鹿の,おくやまに もみじふみわけ なくしかの,こゑきくと きそあきは かなしき,猿丸大夫,青04,5,C07,704,おく やまに,こゑ きくときそ, 朝ぼらけ 有明の月と みるまでに,あさぼらけ ありあけのつきと みるまでに,よしののさ とにふれる しらゆき,坂上是則,青05,31,E15,906,あさぼらけ あ りあけ,よし ののさとに, さびしさに 宿を立ち出でて ながむれば,さびしさに やどをたちいでて ながむれば,いつこもお なしあきの ゆふくれ,良暹法師,青06,70,C02,105,さ びしさに,いつこ もおなし, かささぎの 渡せる橋に おく霜の,かささぎの わたせるはしに おくしもの,しろきをみ れはよそふ けにける,中納言家持,青07,6,D10,414,かさ さぎの,しろ きをみれは, 君がため 惜しからざりし 命さへ,きみがため おしからざりし いのちさえ,なかくもか なとおもひ けるかな,藤原義孝,青08,50,C06,310,きみがため お し,なかく もかなと, 憂かりける 人を初瀬の 山おろし,うかりける ひとをはつせの やまおろしよ,はけしかれ とはいのら ぬものを,源俊頼朝臣,青09,74,A06,201,うか りける,はけ しかれとは,---【2】二枚札(うつしもゆ) あまつ風 雲のかよひぢ 吹きとぢよ,あまつかぜ くものかよいじ ふきとじよ,をとめのす かたしはし ととめむ,僧正遍昭,青10,12,E07,909,あまつ かぜ,を とめのすかた, めぐりあひて 見しやそれとも わかぬまに,めぐりあいて みしやそれとも わかぬまに,くもかくれ にしよはの つきかな,紫式部,青11,57,A03,103,め ぐりあいて,くもか くれにし, わたの原 こぎいでて見れば 久方の,わたのはら こぎいでてみれば ひさかたの,くもゐにま かふおきつ しらなみ,法性寺入道前関白太政大臣,青12,76,C20,712,わたのはら こ ぎい,くもゐ にまかふ, 陸奥の しのぶもぢずり 誰故に,みちのくの しのぶもじずり たれゆえに,みたれそめ にしわれな らなくに,河原左大臣,青13,14,B10,504,みち のくの,みたれそ めにし, いにしへの 奈良の都の 八重桜,いにしえの ならのみやこの やへざくら,けふここの へににほひ ぬるかな,伊勢大輔,青14,61,B01,301,いに しえの,けふこ このへに,------ 【3】三枚札(いちひき) きりぎりす 鳴くや霜夜の さむしろに,きりぎりす なくやしもよの さむしろに,ころもかた しきひとり かもねむ,後京極摂政前太政大臣,青15,91,C04,312,きり ぎりす,ころもか たしき, このたびは ぬさもとりあへず 手向山,このたびは ぬさもとりあえず たむけやま,もみちのに しきかみの まにまに,菅家,青16,24,B18,611,この たびは,もみ ちのにしき, 夜をこめて 鳥のそらねは はかるとも,よをこめて とりのそらねは はかるとも,よにあふさ かのせきは ゆるさし,清少納言,青17,62,D17,412,よを こめて,よに あふさかの, ももしきや ふるき軒端の しのぶにも,ももしきや ふるきのきばの しのぶにも,なほあまり あるむかし なりけり,順徳院,青18,100,A12,207,もも しきや,なほあ まりある, 契りおきし させもが露を 命にて,ちぎりおきし させもがつゆを いのちにて,あはれこと しのあきも いぬめり,藤原基俊,青19,75,A17,304,ちぎりお きし,あはれ ことしの, 思ひわび さても命は あるものを,おもいわび さてもいのちは あるものを,うきにたへ ぬはなみた なりけり,道因法師,青20,82,C10,707,おも いわび,うき にたへぬは, 嘆けとて 月やは物を 思はする,なげけとて つきやはものを おもはする,かこちかほ なるわかな みたかな,西行法師,桃01,86,D05,804,なげけ とて,かこ ちかほなる, 来ぬ人を まつほの浦の 夕なぎに,こぬひとを まつほのうらの ゆふなぎに,やくやもし ほのみもこ かれつつ,権中納言定家,桃02,97,B17,610,こぬ ひとを,やく やもしほの, もろともに あはれと思へ 山桜,もろともに あはれとおもへ やまざくら,はなよりほ かにしるひ ともなし,前大僧正行尊,桃03,66,A11,208,もろ ともに,はなよ りほかに, 音に聞く 高師の浜の あだ波は,おとにきく たかしのはまの あだなみは,かけしやそ てのぬれも こそすれ,祐子内親王家紀伊,桃04,72,C09,706,おと にきく,かけ しやそての, 高砂の 尾の上の桜 咲きにけり,たかさごの をのえのさくら さきにけり,とやまのか すみたたす もあらなむ,前中納言匡房,桃05,73,B09,601,たか さごの,と やまのかすみ,----【6】六枚札(たこ) 長からむ 心も知らず 黒髪の,ながからん こころもしらず くろかみの,みたれてけ さはものを こそおもへ,待賢門院堀河,桃06,80,D02,801,ながか らん,みたれて けさは,----【8】八枚札(な) かくとだに えやはいぶきの さしも草,かくとだに えやはいぶきの さしもぐさ,さしもしら しなもゆる おもひを,藤原実方朝臣,桃07,51,D09,413,かく とだに,さ しもしらしな, ありま山 ゐなの笹原 風ふけば,ありまやま いなのささはら かぜふけば,いてそよひ とをわすれ やはする,大弐三位,桃08,58,E10,914,ありま やま,いて そよひとを, 恨みわび ほさぬ袖だに あるものを,うらみわび ほさぬそでだに あるものを,こひにくち なむなこそ をしけれ,相模,桃09,65,A05,202,うらみわび,こひに くちなむ, たれをかも しる人にせむ 高砂の,たれをかも しるひとにせん たかさごの,まつもむか しのともな らなくに,藤原興風,桃10,34,B06,606,たれ をかも,まつも むかしの, 忍ぶれど 色に出でにけり わが恋は,しのぶれど いろにいでにけり わがこひは,ものやおも ふとひとの とふまて,平兼盛,桃11,40,A09,205,しのぶれど,もの やおもふと, 風をいたみ 岩うつ浪の おのれのみ,かぜをいたみ いわうつなみの おのれのみ,くたけても のをおもふ ころかな,源重之,桃12,48,D12,416,かぜを いたみ,くた けてものを, 立ち別れ いなばの山の 峰に生ふる,たちわかれ いなばのやまの みねにおふる,まつとしき かはいまか へりこむ,中納言行平,桃13,16,B08,604,たち わかれ,まつと しきかは, 吹くからに 秋の草木の しをるれば,ふくからに あきのくさきの しをるれば,むへやまか せをあらし といふらむ,文屋康秀,桃14,22,C01,104,ふ くからに,むへ やまかせを, 山里は 冬ぞさびしさ まさりける,やまざとは ふゆぞさびしさ まさりける,ひとめもく さもかれぬ とおもへは,源宗于朝臣,桃15,28,D15,408,やまざ とは,ひとめ もくさも, 秋の田の かりほの庵の 苫をあらみ,あきのたの かりほのいおほの とまをあらみ,わかころも てはつゆに ぬれつつ,天智天皇,桃16,1,E04,903,あきの たの,わかころもては, 田子の浦に うち出でて見れば 白妙の,たごのうらに うちいでてみれば しろたへの,ふしのたか ねにゆきは ふりつつ,山部赤人,桃17,4,B04,603,たご のうらに,ふし のたかねに, 筑波嶺の 峰より落つる みなの川,つくばねの みねよりおつる みなのがは,こひそつも りてふちと なりぬる,陽成院,桃18,13,A07,204,つく ばねの,こひそ つもりて, 世の中よ 道こそなけれ 思ひ入る,よのなかよ みちこそなけれ おもひいる,やまのおく にもしかそ なくなる,皇太后宮大夫俊成,桃19,83,D19,410,よのなかよ,やま のおくにも, ながらへば またこの頃や しのばれむ,ながらへば またこのごろや しのばれむ,うしとみし よそいまは こひしき,藤原清輔朝臣,桃20,84,D03,802,ながら えば,うし とみしよそ, わが庵は 都のたつみ しかぞすむ,わがいほは みやこのたつみ しかぞすむ,よをうちや まとひとは いふなり,喜撰法師,緑01,8,C17,708,わがい おは,よをう ちやまと, 花の色は うつりにけりな いたづらに,はなのいろは うつりにけりな いたづらに,わかみよに ふるなかめ せしまに,小野小町,緑02,9,E19,402,はなの いろは,わかみよ にふる, わたの原 八十島かけて こぎ出でぬと,わたのはら やそしまかけて こぎいでぬと,ひとにはつ けよあまの つりふね,参議篁,緑03,11,C19,713,わたのはら や そ,ひとには つけよ, 君がため 春の野に出でて 若菜つむ,きみがため はるののにいでて わかなつむ,わかころも てにゆきは ふりつつ,光孝天皇,緑04,15,C05,311,きみがため は る,わかころもてに, ちはやぶる 神代もきかず 龍田川,ちはやぶる かみよもきかず たつたがは,からくれな ゐにみつく くるとは,在原業平朝臣,緑05,17,A15,306,ちは やぶる,から くれなゐに, わびぬれば 今はたおなじ 難波なる,わびぬれば いまはたおなじ なにはなる,みをつくし てもあはむ とそおもふ,元良親王,緑06,20,C14,714,わび ぬれば,みをつくしても, 月みれば 千々に物こそ 悲しけれ,つきみれば ちぢにものこそ かなしけれ,わかみひと つのあきに はあらねと,大江千里,緑07,23,A08,203,つき みれば,わかみひ とつの, 小倉山 峰のもみぢ葉 心あらば,おぐらやま みねのもみぢば こころあらば,いまひとた ひのみゆき またなむ,貞信公,緑08,26,C08,705,おぐ らやま,いまひとたひのみ, 心あてに 折らばや折らむ 初霜の,こころあてに おらばやおらむ はつしもの,おきまとは せるしらき くのはな,凡河内躬恒,緑09,29,B19,608,こころあ てに,お きまとはせる, 人はいさ 心もしらず ふるさとは,ひとはいさ こころもしらず ふるさとは,はなそむか しのかにに ほひける,紀貫之,緑10,35,A19,308,ひとは いさ,はなそ むかしの, 夏の夜は まだ宵ながら 明けぬるを,なつのよは まだよひながら あけぬるを,くものいつ こにつきや とるらむ,清原深養父,緑11,36,D01,805,なつ のよは,くもの いつこに, 忘らるる 身をば思はず ちかひてし,わすらるる みをばおもはず ちかひてし,ひとのいの ちのをしく もあるかな,右近,緑12,38,C15,710,わすら るる,ひとの いのちの, 恋すてふ わが名はまだき 立ちにけり,こひすてふ わがなはまだき たちにけり,ひとしれす こそおもひ そめしか,壬生忠見,緑13,41,B15,607,こい すちょう,ひとしれすこそ, ちぎりきな かたみに袖を しぼりつつ,ちぎりきな かたみにそでを しぼりつつ,すゑのまつ やまなみこ さしとは,清原元輔,緑14,42,A16,305,ちぎりき な,す ゑのまつやま, 忘れじの ゆく末までは かたければ,わすれじの ゆくすゑまでは かたければ,けふをかき りのいのち ともかな,儀同三司母,緑15,54,C16,711,わすれ じの,けふを かきりの, やすらはで 寝なましものを 小夜ふけて,やすらはで ねなましものを さよふけて,かたふくま てのつきを みしかな,赤染衛門,緑16,59,D14,406,やす らわで,かた ふくまての, 心にも あらでうき世に ながらへば,こころにも あらでうきよに ながらへば,こひしかる へきよはの つきかな,三条院,緑17,68,B20,609,こころに も,こひし かるへき, 夕されば かど田の稲葉 おとづれて,ゆふされば かどたのいなば おとづれて,あしのまろ やにあきか せそふく,大納言経信,緑18,71,A14,209,ゆうされば,あし のまろやに, わが袖は 潮干に見えぬ 沖の石の,わがそでは しほひにみえぬ おきのいしの,ひとこそし らねかわく まもなし,二条院讃岐,緑19,92,C18,709,わがそ では,ひとこそし らね, 世の中は 常にもがもな 渚こぐ,よのなかは つねにもがもな なぎさこぐ,あまのをふ ねのつなて かなしも,鎌倉右大臣,緑20,93,D20,409,よのなかは,あまの おふねの, あけぬれば 暮るるものとは 知りながら,あけぬれば くるるものとは しりながら,なほうらめ しきあさほ らけかな,藤原道信朝臣,橙01,52,E03,904,あけ ぬれば,なほう らめしき, 朝ぼらけ 宇治の川霧 たえだえに,あさぼらけ うぢのかはぎり たえだえに,あらはれわ たるせせの あしろき,権中納言定頼,橙02,64,E16,907,あさぼらけ う じの,あら はれわたる, あはれとも いふべき人は 思ほえで,あはれとも いふべきひとは おもほえで,みのいたつ らになりぬ へきかな,謙徳公,橙03,45,E12,916,あわれ とも,みの いたつらに, あひみての 後の心に くらぶれば,あひみての のちのこころに くらぶれば,むかしはも のをおもは さりけり,権中納言敦忠,橙04,43,E01,901,あい みての,むか しはものを,----【9】十六枚札(あ) あふことの たえてしなくは なかなかに,おふことの たえてしなくは なかなかに,ひとをもみ をもうらみ さらまし,中納言朝忠,橙05,44,C13,703,おおこ との,ひとを もみをも, あらざらむ この世のほかの 思ひ出に,あらざらむ このよのほかの おもひでに,いまひとた ひのあふこ ともかな,和泉式部,橙06,56,E14,911,あらざ らん,いまひとたひのあ, 今来むと 言ひしばかりに ながつきの,いまこむと いひしばかりに ながつきの,ありあけの つきをまち いつるかな,素性法師,橙07,21,B02,302,いまこ んと,あり あけのつきを, 今はただ 思ひ絶えなむ とばかりを,いまはただ おもひたえなむ とばかりを,ひとつてな らていふよ しもかな,左京大夫道雅,橙08,63,B03,303,いまは ただ,ひとつ てならて, 瀬を早み 岩にせかるる 滝川の,せをはやみ いわにせかるる たきがわの,われてもす ゑにあはむ とそおもふ,崇徳院,橙09,77,A04,107,せ をはやみ,われ てもすゑに, 嘆きつつ ひとりぬる夜の 明くる間は,なげきつつ ひとりぬるよの あくるまは,いかにひさ しきものと かはしる,右大将道綱母,橙10,53,D04,803,なげき つつ,いか にひさしき, 名にしおはば あふ坂山の さねかづら,なにしおはば あふさかやまの さねかづら,ひとにしら れてくるよ しもかな,三条右大臣,橙11,25,D06,806,なにし おわば,ひとにし られて, 難波江の 葦のかりねの ひとよゆゑ,なにはへの あしのかりねの ひとよゆゑ,みをつくし てやこひわ たるへき,皇嘉門院別当,橙12,88,D07,807,なにわえ の あし,みをつくしてや, 難波潟 みじかき葦の ふしの間も,なにはがた みじかきあしの ふしのまも,あはてこの よをすくし てよとや,伊勢,橙13,19,D08,808,なにわが た みじ,あはて このよを, 春の夜の 夢ばかりなる 手枕に,はるのよの ゆめばかりなる たまくらに,かひなくた たむなこそ をしけれ,周防内侍,橙14,67,E18,404,はるの よの,かひ なくたたむ, 人もをし 人もうらめし あぢきなく,ひともをし ひともうらめし あぢきなく,よをおもふ ゆゑにもの おもふみは,後鳥羽院,橙15,99,A20,309,ひとも おし,よをお もふゆゑに, みかきもり 衛士のたく火の 夜はもえ,みかきもり ゑじのたくひの よるはもえ,ひるはきえ つつものを こそおもへ,大中臣能宣朝臣,橙16,49,B13,501,みかき もり,ひる はきえつつ,----【5】五枚札(み) みかの原 わきて流るる いづみ川,みかのはら わきてながるる いづみがは,いつみきと てかこひし かるらむ,中納言兼輔,橙17,27,B14,502,みかの はら,いつみ きとてか, 見せばやな 雄島のあまの 袖だにも,みせばやな をじまのあまの そでだにも,ぬれにそぬ れしいろは かはらす,殷富門院大輔,橙18,90,B11,503,みせ ばやな,ぬ れにそぬれし, おほけなく うき世の民に おほふかな,おほけなく うきよのたみに おほふかな,わかたつそ まにすみそ めのそて,前大僧正慈円,橙19,95,C11,702,おおけ なく,わかた つそまに, 風そよぐ ならの小川の 夕暮れは,かぜそよぐ ならのおがわの ゆふぐれは,みそきそな つのしるし なりける,従二位家隆,橙20,98,D11,415,かぜそ よぐ,みそ きそなつの,
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