泰澄の道(行者道)越知山 (612.8m) 「泰澄の杜」温泉 (21時まで、500円)
・武生から約20km、旧朝日町上糸生「杖立バス停」から小川地区の方へ200m入った所に「杖立集会場」(旧小川分校)がある。ここが、「泰澄の道(行者道)」の登山口だ。駐車できるスペースがある。小川から林道にはつながっていない。
・杖立集会場−0:40−林道登山口(地蔵)−0:35−木ノ実谷分岐−0:10−石仏、独鈷水−0:30−ぶな美林、8合目−0:30−殿池・室堂 (合計2時間25分)
・室堂−0:05−奥の院・越知山頂−0:05−室堂 (合計10分)
・室堂−0:35−石仏、独鈷水−0:10−木ノ実谷分岐−0:30−林道登山口(地蔵)−0:30−杖立集会場 (合計1時間45分)
・久しぶりの晴れの日、夕方から荒れるの予報を聞き、9時前から杉林の中を歩き始める。
・所々、イノシシだろうか、たけのこがほじくり返してある。 30分ほどで真木町からの林道に合流した。はしごを登って旧道を行くとまた林道に合流した。地蔵が二体あり、再び山道に入る。(林道登山口、地蔵2体有)
・杉林の中、3合目の標識を過ぎてたあたりから急坂になる。尾根に出ると、左手には部子山、日野山、鯖江の町が見える。緩やかな尾根道を進み出発してから1時間で4合目の標識だ。紅葉した広葉樹と椿が多く見られる。
・小さなピークを登ると5合目の標識があり、少し下ると木ノ実谷分岐だ。ロープ添いに登ると地蔵をたくさん祭った立派な休憩所に着いた。左手に少し下ると「独鈷水」の湧き水だ。正面の山の上に高圧線鉄塔が見えるが越知山頂は見えない。ここまで1時間半ほどだ。
・急坂を上り高圧線鉄塔の方へ行くと展望が開けた。晴れているが風が強く寒いくらいだ。正面にはアンテナのある越知山が見えた。7合目を過ぎると、紅葉のブナ美林が広がる。長い尾根道の8合目だ。
・最後の石段を登ると山頂広場の越知神社に着いた。室堂の殿池脇には尼ヶ谷から登ってきた車が止まっている。
・南側の別山へ上ると、電波塔の大きなパラボラアンテナがある。奥は花立峠で日本海が光って見える。
・また、室堂の北側を進むと、千体地蔵堂、縁結びの松があり、さらに奥へ進むと「奥の院」のある越知山頂だ。三角点もある。眼下に紅葉に染まる「泰澄の道」の尾根が見渡せる。福井の町、スキージャムのゲレンデ、部子山、日野山は見えるが、白山は残念ながら雲で見えない。奥の院の後ろに日本海が広がっている。
・室堂に戻ると、冬の下山準備をしていた神社の宮司さんに社務所で熱い味噌汁を御馳走になり、昼食をとる。雲も厚くなってきたので、一気に下山する。「泰澄の杜」温泉で一服。
(2011.11.23)
---------------(参考)別コース -----------------------------------
・尼ヶ谷林道 車コース= 尼ヶ谷バス停から、折れて尼ヶ谷集落を抜けると、後3kmの標識がある。急な登りを上がっていくと広い駐車場につく。トイレもある。さらに300m進むと殿池の横まで車がいける。尼ヶ谷バス停からちょうど6kmだ。ほとんど舗装がしてあるが1車線しかない。
・花立峠コース= 織田の県民いこいの森から西部林道3号線で花立峠の駐車場。 そこから、尾根道を歩いて30分程で、殿池だ。
・武周ヶ池コース= 武周ヶ池の奥からの登山で室堂まで1時間10分。
 杖立集会場横登山口 |
 杉林と竹林 |
 林道に合流 |
 林道登山口(地蔵) |
 登山口地蔵 |
 広葉樹の中 |
 きれいな紅葉 |
 地蔵を納めた休憩所 |
 独鈷水 |
 日野山を望む |
 高圧線鉄塔 |
 きれいなぶな林 |
 色鮮やかな紅葉 |
 越知神社 |
 室堂 |
 殿池 |
 大師堂 |
 千体地蔵 |
 奥へ続く石段 |
 真赤なもみじ |
 縁結びの松 |
 奥の院 |
 福井市街を望む |
 越知神社で |