「敦賀富士」 野坂山(913m) 敦賀リラポート温泉 1000円

・旧27号線を進み、JR小浜線粟野駅横から「敦賀少年自然の家」「野坂山いこいの森」方面へ入る。建設中の舞鶴若狭自動車道の横を通り、約2kmで「野坂山いこいの森」の野坂山登山口に着く。駐車場とトイレ、休憩所がある。
・駐車所場には、車が十数台。バードウオッチングをしている人もいる。


・登山口−0:25−栃の木地蔵−0:20−あと2km標識−0:15−小広場−0:10−一の岳−0:25−二の岳−0:15−三の岳−0:10−頂上  (合計2時間)
・頂上−0:10−二の岳−0:15−一の岳−0:25−栃の木地蔵−0:20−登山口  (合計1時間10分)

・11時出発。体が慣れていないので息が切れつらい。杉林の中を、ゆっくりと進む。途中から、小川に沿って登っていく。何回か川を渡り、栃の木地蔵にきた。石の地蔵がまつってある。敦賀名水とある。あと2600m、1時間50分の表示があり、ここで川から離れて、七曲の急坂が始まる。うぐいすの鳴き声が聞こえる。山桜が満開である。やがて眼下に敦賀の町が見えてきた。かすんで海は見えない。冷たい風が上ってくる。道端にはたくさんの白いニリンソウがきれいである。
・頂上へ2kmの標識を過ぎると、目の前に行者岩が見えてきた。やがてベンチのような石のある広場を過ぎると、一の岳についた。石の祠がある。ガスがどんどん上がってきて視界は悪くなってきた。一服後、少し登ると尾根に達した。冷たい風が通り抜ける。ぶな林の芽吹きもまだだ。タムシバの真白い花がきれいだ。なだらかな尾根を進むと二の岳に着く。ガスが濃くなり、小雨がぱらつき始める。登りが始まり、1時になったので風をよけて昼食をとる。まだ5、6人に出会っただけで、ひっそりとしている。
・三の岳を過ぎると少し晴れてきた。ガスの上に出たようだ。やがて、かたくりの群生地に着くが、まだ数輪しか咲いていない。最後の登りが続き、頂上の非難小屋に出る。小屋には野坂権現が安置されている。山頂は広場が広がり一等三角点もある。360度の展望だが、敦賀湾も琵琶湖も残念ながらガスで全く視界が利かない。わずかにふもとの町並みが見えるだけである。
・帰りは、静寂の中を一人も会わずに、頂上から25分ほどで一の岳、さらに、25分ほどで栃の木地蔵、20分ほどで登山口に戻った。割と登りやすい山である。今度は、夏に来よう。
(2008.4.21)

登山口

栃の木地蔵

敦賀市街

一の岳

一の岳の祠

二の岳ぶな林

頂上山小屋

ガスの舞う頂上

タムシバ

ミヤミカタバミ

 

カタクリ

カタクリ

ショウジョウバカマ

イワウチワ

麓から望む野坂山

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