市橋コース 岩籠山(765m) 敦賀きらめき温泉「リラ・ポート」、今庄365温泉

・8号線「市橋」信号から西に折れて笙の川を渡り、「岩篭林道」に入る。車一台幅の舗装道をJR線をくぐりながら約700mで駐車場につく。駐車は20台くらい可能。簡易トイレもあり、谷の水も引いてある。

・駐車場−0:10−登山口−0:20−第1堰堤−0:15−第5堰堤−0:55−夕暮山、山コース分岐−0:30−岩籠山頂上 (合計2時間10分)
・岩籠山頂上−0:10−インディアン平原−0:15−岩籠山頂上 (休憩含み合計30分)
・岩籠山頂上−0:20−夕暮山、山コース分岐−0:40−第5堰堤−0:10−第1堰堤−0:20−登山口−0:10−駐車場 (合計1時間40分)

5月22日9時、駐車場には県外の車も含め6台。晴れだが黄砂の影響で霞んでいる。次々に車が入ってくる。
準備体操をして林道を上がっていく。石垣があり集落の跡と思われる。桐の木が満開だ。田畑の跡も広がっている。松と新緑の雑木の中を進むと10分で林道が終わり登山口だ。やがて、沢と合流。水音が涼しく心地よい。所々ロープが張られ、目印の赤テープを探しながら何回か沢を渡る。深くはないが、増水時は渡るのは無理だろう。大小いくつもの滝があり、赤目滝を思い出す。
河原を進み始めるとやがて古い石積みの堰堤が現れた。ウグイスとガマが鳴いている。川を渡ったり堰堤の横をよじ登ったりの沢歩きをすすめ、堰堤を5つ過ぎ少し行くと、ジグザグ斜面の急な登りとなった。
杉とぶなの林が広がる。急坂でスタミナが切れる。パンをほうばりながら進むと尾根に着いた。夕暮山との分岐だ。予定時間を超えている。愛知県からというグループが休んでいる。
一休み後、アップダウンを繰り返しながらぶな林の尾根道を進むと展望が開け、山頂や野坂山、夕暮山が望まれる。笹原の間を左折し上がると頂上に着いた。ヒバリの甲高い声。南風が強い。360度遮るものがないが残念ながら霞んでいて敦賀湾もはっきりしない。眼下にインディアン平原が広がる。笹原の中に大きな花崗岩が点在している。そういえば赤坂山の頂上に似ている。
巨岩まで30分で往復して戻り、昼食にする。12時だ。家族連れもどんどん上がってきた。
12時20分下山開始、夕暮山往復は断念し、ひたすら下る。沢歩きや滝の音は夏の時期も楽しいだろう。2時駐車場に戻る。車がいっぱいだった。
この次は、駄口コースや山コースを縦走してみたいものだ。
(2010.5.22 新)

大小いくつもの滝

最後の堰堤

夕暮山分岐点

新緑のぶな林

満開の山つつじ

可憐な花

岩籠山頂上

記念撮影

霞む敦賀湾

インディアン平原

大岩

市橋コース駐車場