岩見富士「さんべさん」三瓶山(1126m)三瓶温泉「さひめ野」
男三瓶山(1126m)、女三瓶山(957m)、(子三瓶山(961m))、孫三瓶山(903m)

・福鉄バストレッキングツァー「三瓶山縦走」に参加する。夜10時出発。武生から名神経由で中国自動車道三次(みよし)インターまで約485km、三次からは、国道54線を北上し約90km、四季の宿「さひめ野」に翌朝7時前に到着する。霧雨だ。朝食後、西の原「定めの松」に移動。駐車場、トイレ有り。 帰りは、「さひめ野」の温泉で入浴し、2時半出発し、11時過ぎに武生に戻った。 

・環状に並んだ、子三瓶山を除く、主峰の男三瓶山(おさんべ)から、女三瓶山(めさんべ)、孫三瓶山を縦走するコースだ。あいにく霧雨だ。ガスがかかっていて山頂は見えない。上だけヤッケを着て、8時過ぎ「定めの松」を2人のガイドと出発。
・「男三瓶山90分」の案内のある登山口からは樹海の中だ。蒸し暑くなりやがて雨はやむ。野いちご、いろんな花をみながら急坂を上る。 標高900mを超えると樹海を抜けてガレ場になり、足下には白い斑点のあるレンガ色とグレイの岩が広がる。時折ガスが晴れて視界が開け、丸い山頂が見える。標高1000mの標識を超えるとなだらかなススキの原になる。白、黄色、ピンクの花が咲き始めている。植生保護のロープが張られている。標高1100mの標識後、やがて、火口の「室の内池」との分岐を過ぎ広い頂上に到着した。
・360度の展望だが残念ながら大山も日本海もガスの中だった。時折ガスがぬけ日も差してくる。雲海が広がる隙間から山麓が顔をのぞかせる。山小屋は閉鎖されていた。
・休憩後、テレビ塔の並ぶ女三瓶山へ向かう。かなり下りが続き次の登りが恨めしい。火口の室の内池が緑色の水をたたえている。右手には子三瓶山、孫三瓶山。後ろには男三瓶山が広がる。子三瓶山は放牧も行われているという。
・1時間弱で女三瓶山着。すぐスキー場のある大平山に向かう。リフトで登ってくる人も多い。
・12時過ぎ大平山(854m)着。昼食をすませ、孫三瓶山に向かう。室の内池から上がってくる奥の湯峠を過ぎ、膝もガクガクだ。所々牛の糞も落ちている。
・孫三瓶山の頂上はあまり広くない。男、女、子、の三瓶山を見納めて、長い下りの登山道を下りた。13時30分下山。女夫松(めおと)登山口にもう松はない、合計約5時間の縦走だった。
(2009.6.6)

・定めの松−0:15−西の原登山口−1:50−男三瓶山  (約2時間10分)
・男三瓶山−0:30−兜山−0:20−女三瓶山−0:20−大平山−0:15−奥の湯峠−0:20−孫三瓶山  (合計約2時間)
・孫三瓶山−0:40−女夫松登山口(国民宿舎前)−0:10−「さひめ野」  (約50分)

定めの松

樹林を進む

ガレ場の急坂

なだらかなススキの原

ガスの頂上

男三瓶山頂

ガスが晴れる

雲海

女三瓶山をめざす

テレビ塔

女三瓶山頂

孫三瓶山と室の内池

孫三瓶と子三瓶

大平山頂

後ろは男三瓶山

孫三瓶山頂